今年、村上宗隆選手の弟、慶太選手も話題になり、12年ぶりに甲子園で8強入りを果たした九州学院高校。本日は九州学院高校からプロ入りし、現役で活躍している選手たちについて、村上と関わりのある選手を中心に紹介します。
伊勢大夢
引用元 (hb-nippon.com) |
今季自己最多の71登板をし、防御率1.72という数字で信頼を勝ち取っている横浜DeNAベイスターズの伊勢大夢は、村上の2学年先輩です。九州学院高校が甲子園に春夏連続出場した2015年には伊勢が3年生、村上は1年生でした。伊勢はエースとして春夏連続で甲子園のマウンドに立ち、村上は1年生ながら4番を務めました。
そんな伊勢、2019年に横浜から3位指名されると村上から「おめでとう。ほんと良かったね」というLINEが来たそうです。そのことについて伊勢は「あいつは全然敬語を使わないんです。(高校時代に)上が厳しかったので、自分たちの代から仲良くいこうと。結構なめられていた代ではあったんですけど1つ下、2つ下といまだに仲がいいのは良かったと思います」と村上との関係を笑顔を見せながら語りました。
しかし、プロでの対戦の話になると真剣になり、「村上は今年(2019年)は打率はそこまでではなかった。でも来季からは打率も上がりそうな感じが見える。球界を代表するバッターになりかねないので、そこは歯止めをかけたい。敬語を使わせるように頑張ります」と語っていました。
2019年は村上が球団最年少で開幕オーダーに名を連ね、チームで唯一全試合出場し、新人王を獲得した年です。ホームラン36本、96打点という成績を残しましたが、打率.231、184三振と課題も残りました。
2022年、伊勢の言葉通り打率も上げ、首位打者、三冠王を獲得した村上。CS、また、来年以降の対戦にも注目です。
村上と伊勢との対戦成績は以下の通りです。2022年の成績は9月18日現在のものです。
2020年 4打数3安打(.750) 1本塁打 2打点 四死球0
2021年 2打数0安打(.000)0本塁打 0打点 四死球0
2022年 2打数1安打(.500)0本塁打 0打点 四死球2
通算 8打数4安打(.500) 1本塁打2打点 四死球2
伊勢は右ピッチャーということもあり、左打者からの被打率が若干高いです。しかし、それを鑑みても村上と伊勢の対決は今のところ村上に分があると言って良いでしょう。また、伊勢は通算被本塁打数が3本ながら、そのうちの1本を村上が打っています。
島田海吏
阪神タイガースの島田海吏は村上の4学年先輩で、上武大学に進学後2017年のドラフト4位で指名され、プロ入りしました。村上は高卒で2017年ドラフトで指名されており、2人はプロ入り自体は同期ということになります。
入団が決まった際には2人で母校、九州学院高校に訪れ、院長、野球部監督などの学校関係者に挨拶をしました。また、2人で写真撮影を行う際にはお互いプロ野球という厳しい世界で活躍していくことを誓う固い握手を交わしました。
そんな島田、今季は2021年の57試合出場を大きく上回る123試合に出場しており、リーグ5位の21盗塁を決めています。対戦チーム別の打率では村上のいるヤクルトから.360という高い打率を残しています。
このほかにも九州学院高校出身の現役プロ野球選手は中日の溝脇隼人、オリックスの小田裕也、西部の中熊大智、川野涼多がおり、合わせて7人の選手が活躍しています。特に村上と同じセ・リーグの伊勢、島田、溝脇は全員2022年シーズンに自己最多の試合出場数を更新しています。後輩の村上の活躍に刺激を受ける部分もあるのかもしれませんね。残り少なくなったレギュラーシーズン、村上と伊勢の先輩後輩対決にも注目です!
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