【サンタナ選手が素手で打席へ】過去に素手でバッティングをしていた選手はMLBにも…?

2022年8月15日月曜日

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8月14日のDeNA戦、8月18日の阪神戦でバッティンググローブを着けずに打席に立ったサンタナ選手、本日はバッティンググローブを着けないでプレイしていた助っ人外国人やMLBの選手についてまとめていきたいと思います。 

過去にも素手で打席に立ったことがあるサンタナ選手

サンタナ選手はMLB、そして来日した後の2021年にも素手で打席に立ったことがあります。ではなぜ14日と18日に素手でバッティングを行ったのでしょうか?14日の試合を解説していた達川光男さんは「手袋破れたんじゃないですか?」と推測していましたがさすがにそれはないと思います。

バッティンググローブの予備も用意されていると思いますし最悪ほかの選手から借りるということもできますので、破れたから素手で試合に出るということはないでしょう。

私は「自分が何とかしなければ」という危機感や責任感といったものがあったためではないかと考えます。7連敗中で2位のDeNAに6ゲーム差まで迫られた中での直接対決。12日の第一戦ではサンタナ選手は4打数ノーヒット。併殺打でチームのチャンスをつぶしてしまう場面もありました。

試合中止を挟んでの昨日は打線を大きく組み替えてサンタナ選手は2番に座りました。チームが苦境に立たされる中なんとか良い感覚をつかむためだったのだと思います。

14日は3打数ノーヒット、16日は4打数ノーヒット、17日は3打数ノヒットで18日の試合開始時点では15打席連続でヒットのなかったサンタナ選手、18日にはトレードマークの顎髭を剃り、半袖でバッティンググローブや肘あてを着けずに登場しました。

この日、1打席目は三振に倒れますが2打席目、西純矢投手の150キロのストレートをライトへはじき返します。阪神のライト・佐藤輝明選手がスライディングキャッチを試みますが捕球できず、2ベースヒットとなりました。

バッティンググローブを着けなかった助っ人

ブルックス・コンラッド

元メジャーリーガーで阪神タイガースでもプレイしたコンラッド選手、リストバンドや肘あても着けず土と松脂を付けて素手でバットを振りました。また、両打で左右それぞれ違う形状のバットを使い分けていました。

ジャスティン・ボーア



こちらも阪神タイガースでプレイしたボーア選手。2020年の7月28日のヤクルト戦では同じ新外国人であるジェリー・サンズ選手と新外国人同士で初のアベック満塁ホームランを放ちました。かめはめ波を模したポーズのパフォーマンスも話題になりました。

素手で打撃練習 アダム・ジョーンズ



メジャーで通算282本のホームランを放ちオリックスでもプレイしたアダム・ジョーンズ選手は来日後の初練習を素手で行っていました。「(練習では)ずっと続けている。しっかりバットをコントロールして素手で打球の感触を確かめること」と語っていて、この後紹介する元同僚のゲレーロ選手から学んだそうです。

2021年のヤクルトスワローズとの日本シリーズ第5戦で代打決勝ホームランを放っています。現役引退を示唆する記事の中では「ヤクルト戦のあの一発が最後なら、それでいいんだ。日本シリーズのような大舞台で一発を打つことは、本当に最高の送別になる」と話していました。

MLBで素手で打席に立った選手

ブラディミール・ゲレーロ(ブラッディ・シニア)


昨年大谷翔平選手ともホームラン王争いをし、結果ホームラン王に輝いたゲレーロ・ジュニア選手のお父さんです。2000年代のMLBを代表する強打者で地面すれすれのボールを打ってホームランにするなど悪球打ちの選手としても知られています。

ヘルメットは滑り止めの松脂だらけで素手で豪快にバットを振り回す野性的な選手でした。1998年から5年連続で打率3割、30本塁打、100打点を達成し通算打率.318、449本のホームランを放っています。2018年にエンゼルスからは初の米野球殿堂入り選手に選ばれました。

ホルヘ・ポサダ



ニューヨークヤンキースで活躍した強打の捕手、ホルヘ・ポサダ選手も素手で打席に立っていました。選球眼に優れた強打のスイッチヒッターであり、左打席ではシャープな、右打席ではパワフルな打撃を見せました。ポサダ選手はシーズンで最も打撃に優れていた各ポジションの選手に与えられるシルバー・スラッガー賞を5回も受賞しており、シーズン30本塁打を達成しています。

マット・カーペンター



野球を始めたころからバッティンググローブを使用したことがないというマット・カーペンター選手。2013年にシルバー・スラッガー賞を受賞し2018年には球団史上初の6試合連続ホームランを達成しています。今シーズンはニューヨークヤンキースに移籍し出場47試合で15本のホームランを放っています。

ホームランを量産するアーロン・ジャッジ選手以上のハイペースでホームランを放っていましたが、8月8日の試合で自打球が足に当たり、骨に亀裂が入ったため故障者リスト入りしています。

まとめ

そのほかにも日本では王貞治選手、掛布雅之選手、落合博満選手などが素手でバッティングをしていました。落合さんは素手で握っているから、微妙な感覚の違いが分かるんだ」と語っています。

また、ヤクルトの青木宣親選手は片手だけ素手で打席に立つこともあります。不調の中なんとかヒットが出たサンタナ選手、今後の活躍に期待したいです。

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